実践高周波入門講座

電波は、テレビやラジオ、自動車のキーレスエントリー、エンジンスタータ、またパソコンの無線LANなど電波はいたるところで利用されています。この電波を自由に扱えたら素敵だと思いませんか?しかし電波を使うには、電波法という法律を守らなければなりません。
電波を発信するには、総務省で無線局の免許を受けなければなりませんが、著しく電波の弱い無線局(微弱無線)や、
公的機関の財団法人テレコムエンジニアリングセンター(以下テレック)で認証を受けた無線局は免許がなくても電波の発信を行ってもよいことになっています。
テレックでの認証は、特定小電力無線や携帯電話、PHSなど様々です。微弱無線の証明もここでは行ってもらえます。
電波を発信するには、無線局の免許や認証が必要なことはお話しました。
これは電波は緊急事態に連絡する船舶無線や航空無線や、電波により飛行機や船舶を誘導する電波航法にも利用されいます。
もし誰もが勝手に電波を出していたら、テレビやラジオの妨害を与えるだけでなく、船舶や航空機の人命の関わる緊急の事態のときに、連絡が出来なくなってしまいます。電波で誘導している航空機や船舶にも影響を与えてしまします。
このように、他の通信に妨害を与えないよう、また電波を効率よく利用するために電波法で無線局の技術的条件や運用条件が規定されているのです。


電波法と電波の種類 電波法の目的、微弱無線の規格、特定小電力無線の規格など。
現場からの無線設計物語 微弱無線機器の設計の流れを物語(6話の構成の予定)で紹介しております。
実際の設計現場では、機器の仕様検討、決定から回路設計・評価といろいろな業務をこなしていって初めて製品として送りだすことが出来るのです。
「第1話公開中」
無線入門 トランシーバや無線モジュールを使って電波を利用するには、電波の振る舞いをい知り、特徴を理解して使っていくことが大切です。電波の振る舞いを簡単に紹介しています。
測定機器 無線機を調整したり、高周波回路を設計するには、専用の測定器が必要です。
ここでは、必要な測定器の名称と用途を簡単に紹介いたします。
測定方法 無線機器の特性評価の方法を紹介します。
(1)FM無線機器の評価(SINAD法)
回路設計 高周波回路の設計例。実験回路を紹介。
(1)VCOの回路例
(2)広帯域アンプの実験
ちょっと休息 ワイヤレスマイクの実験例や海外放送などの受信情報・・・・。
セラロックを使用したワイヤレスマイクの製作例
著作:ファインアクセス 技術係

目次(お品書き)に戻る