表示に便利なLED

LEDとい言葉をよく見かけます。LEDは(Light Emitting Diodeoの略)で発光ダイオードと呼ばれています。
発光メカニズムは詳しい専門書に譲るとして、基本的に電気を流すと発光するダイオードです。
電球や蛍光灯などとは違い、熱や運動を介在せず、電子のエネルギーで発光すると言われています。
LEDの一例です。
これは、赤色LEDです。赤いキャップを被っていますが、透明のものもあります。
発光色は、赤、黄、緑、青、白などがあります。またこのキャップの中に点熱をさせる回路を埋め込んだ、
自己点滅型LEDのあります。


左、中央(赤色LED)、右(緑色LED)

電気記号でLEDを表すと、次図のようになります。

記号の上の方をアノード、記号の下側(横棒の方)をカソードと呼びます。
電気はアノードからカソードに向けて流れます。実際のLEDでは足が長い方がアノード、短い方がカソードです。
LEDは、この様な形状のものばかりではなく、次の写真よう8の字になっている(7セグともいいます。)もあります。
一つ一つがLEDとなっており、数字の0から9まで表現できます。


それでは、簡単にLEDを点灯させてみます。ここでは、単3乾電池4本を使って実験を行います。
LEDに流れる電流を制限するために抵抗を接続します。
電流は(6-2)V/1000(Ω)となり、おおよそ4mAの電流が抵抗に流れることになります。
6Vは乾電池の電圧、2Vは、LEDの順方向電圧です。




乾電池にLEDと抵抗を繋げます。(LEDは点灯しています)


抵抗での電圧降下は4Vです。